先日、子どもの勉強へのご褒美はアリか?という内容の記事を更新しました。
わが家の次女は、ちょっとしたご褒美があると勉強を頑張れるタイプ。
そんな次女に先日ご褒美設定してみたら、予想外すぎる反応が返ってきました。
夏休み明けのテスト勉強がはかどらない
次女の中学校では、夏休み明けに小テストが実施される教科があります。
2学期が始まって早々にまずは英語の小テストがあるということで、夏休みの終わり頃から「早めにテスト勉強始めた方がいいよ〜」とは声をかけていました。
ですが、なかなかやる気にならない次女。
テスト範囲は、夏休みの課題(学校のワーク)10数ページです。
課題自体は終わっているので、覚えていない単語や間違った問題の復習をすればいいのですが、なかなか気が進まず、取り掛かるまでに時間がかかる様子。
やっと勉強を始めたかと思ったら、すぐに集中力が切れてスマホをいじっています。
ゲームをしたがる中1女子
テスト勉強に集中できないだけにとどまらない次女。
さらには、もうすぐ発売されるゲームの体験版をやりたいと言い始めました(汗)
そのゲームは、スプラトゥーン3。
スプラトゥーン2は小学生の頃によく遊んでいました。
コロナ禍で友達を家に呼ぶことがなくなってからは特に、スプラトゥーン2のマルチプレイでリアルな友達と遊んだりと、友達とのコミュニケーション手段のひとつとなっていました。
ですが中学生になった現在、部活などで忙しくてほとんど遊べていません。
この状況で新しいゲームを買っても、やる時間がないのでは?
そして、もし買ったら勉強がおろそかになるのでは?
そんな話をしたのですが、
「前夜祭(発売前の体験イベント)は今日だけだから、テスト勉強が進んだらやらせて!」
と次女。
じゃあ、ある程度テスト勉強の目処がついたら…ということで、前夜祭への参加をOKしたのでした。
ゲームを欲しがる中1女子
実際体験プレイをした次女は、案の定ゲームが欲しくなってしまったらしく。
「自分のおこづかいで買うからさぁ、買ってもいい?」
「〇〇ちゃんと△△ちゃんは、もう予約してるんだって」
と、まずは夫に交渉を始めました。
私よりも夫の方が首を縦に振る確率が高いことを知っている次女(苦笑)
夫は「お母さんがいいって言うならならいいよ」と。
すると私の方を見て、目で訴えてくる次女(こういうところ、ほんと末っ子ですよね。ずるいけどカワイイ)。
ゲームを買うかどうかの判断は、どうやら私に委ねられたようです。
勉強のご褒美にゲームを提案してみた
次女からゲームを買いたいという話を持ちかけられた時、少しは「買ってもいいかなぁ」という気持ちもありました。
上にも書きましたが、友達とのコミュニケーションツールになっているゲームの新作ですし、普段なかなか友達と会って遊ぶ時間もないから、オンラインで少し遊ぶくらいならいいのかな…と。
まんまと次女の戦略にハマっていますね(笑)
でもすんなり買ってあげるんじゃなくて、ここは次女に頑張ってもらってからにしよう!と考えました。
条件は、英語の小テスト満点をとること
次女に
「じゃあ、英語の小テストで満点がとれたらゲーム買ってあげるっていうのはどう?」
と提案。
一瞬とまどう次女。
「え?満点とらなきゃ、ゲーム買っちゃダメなの??」
と、どうやら満点を取る自信がない様子。
「うーん、点数次第かなぁ?」と私。
テスト範囲は学校のワーク10ページほどで内容も基本的なものばかりなので、満点を取る生徒続出の小テスト。
なにも、中間テストで満点を取れと言っているわけではありません。
次女にとっても、そんなに無理難題な提案ではないはず。
むしろボーナスステージ!ラッキー!くらいの、かなり好条件の提案です。
すると次女、
「じゃあ、心配だから今からやっとく!!」
と言って、ソファーから立ち上がりました。
提案を受け、次女が向かった意外な場所
次女が勢いよく立ち上がりました。
やっと、テスト勉強に本腰を入れてくれる!
ゲームのためだったら、そんなに早く動けるんだ!
そう思いながら感心して見ていたのですが…。
次女が向かったのはなんとテレビ台!!
ゲームのコントローラーを握りしめています(笑)
そして、
「満点取れるか分からないから、今のうちにゲームやっとく!!」
と言い放ちました。
「今からやっとく」って、勉強じゃなくてゲームのことだったのね、なるほど…(脱力)
「いやいや、勉強して満点取れば確実にゲーム買ってもらえるんだよ?そこは勉強しとこうよ!」
と夫がツッコミを入れ、ようやく次女が勉強を始めたのでした。
勉強のご褒美にはデメリットもある
今回のことで、勉強のご褒美にはメリットもデメリットもあるなぁと思いました。
ご褒美があるから頑張れるケースももちろんありますが、今回の次女のように「もうご褒美はいらないから、勉強しない」と、勉強を放棄する可能性もあるんだなぁと(汗)
おそらく次女としては、勉強を頑張っても取れるか取れないか分からない100点よりも、目の前の体験版ゲームの方が魅力的に感じたんでしょうね。
でも長い目で見ると、今勉強を頑張って100点を取ったら、ずっと遊べるゲームが手に入る。
それに気付いた次女は、ようやく本気で勉強を始めました。
しっかり勉強を始めると、「満点取れるかも」と思えるようになった様子。
それまでは勉強に身が入っていなかったんでしょうね。
小テストを受けた後も、わりと自信がある様子で帰ってきました。
果たして次女は、スプラトゥーン3ゲットなるのでしょうか??
結果が楽しみなような怖いような…。
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