家計簿のつけ方②年スパンでみた家計管理、積み立て方法

家計簿のつけ方②年スパンでみた家計管理、積み立て方法家計管理の方法

前回の記事で、1ヶ月の家計の予算の立て方や家計簿の考え方について書きました。

家計簿のつけ方①毎月のお金の流れを把握する
いろいろな節約法があると思いますが、節約の第一歩、それは家計簿をつけることではないかと思います。 私自身、家計簿をつけ始めて20年ほど経ちます。 社会人になり一人暮らしを始めて数ヶ月経った時、給料をもらっているのに全然貯金できていな...

さらに家計簿を1年間継続すれば、年間でのお金の流れがつかめるようになります。

年間を通したお金の流れをつかむ

家計の支出は、毎月同じではありません。

年払いの保険料や自動車税、固定資産税などがある月は、支出がグンと増えることもあります。

また、お正月やお盆には帰省費がかかったり、家族の誕生月やイベントがある日は食費が高くなったりもします。

冬はガス代が高くなったり灯油代がかかったり、夏場はエアコン稼働で電気代が高くなったり…というように、季節によって光熱費にも増減があります。

そういった1年間のお金の流れが分かっていれば、より計画的に収入を振り分けていくことができます。

年間収支を記録する

1ヶ月間の収支は、1~12月までの家計を1つの表にまとめた年間収支表を作って記録しています。

毎月の収支結果を記録する

毎月の収支結果は、年間収支表に記録していきます。
年間収支に関しても、私はExcelを使っています。

1~12月まで毎月収支を記録していると、年間のお金の流れが分かります。

この年間収支表をもとに翌年の予算を立てることができ、より計画的に予算管理ができるようになります。

年払いの出費について

毎月定期的に出ていくものではなく、年に1度、2度あるいは数年に1度などの割合で定期的にでていく支出もあります。

年払いの保険料や自動車税、固定資産税などの税金、車検費用などがそれにあたります。

このような年払いの支出に関しては、毎月積み立ててまかなうようにしています。

例えば、

  • 固定資産税積み立て 月1万円
  • 自動車税・車検代積み立て 月1万円
  • 保険料積立(自動車、医療、学資、火災) 月5万円

などといったものです(金額はあくまでも例で、ご家庭によって変わります)。

袋分けか、専用の口座を用意するなどして毎月積み立てておくと、高額な出費にも備えられます。

ボーナスが支給され、支給額でまかなえる場合は、ボーナス分を年単位での支出にあてるという方法もあります。

突然の出費に備える

いくら計画的に予算を立てたり積立をしておいても、やっぱり予想外の出費はつきもの。冠婚葬祭などの交際費や、家電製品の買い替えなどがそうです。

このような突然の大きな出費に備えて、わが家では「特別支出」として毎月2万円ずつ積み立て貯金しています。

給与が振り込まれる口座とは別の銀行口座に、毎月貯金しています。

 

自動車の買い替えにも備え、特別支出とは別に月3万円を積み立てています。

【クルマ貯金】現金一括で車を買い替えるためにやっていること
人生で初めて車を現金一括払いで購入したのは、学生結婚して妊娠が判明したころでした。 軽自動車なので、100万円ほどのお金。 当時は銀行振込ではなく現金手渡しだったので、夫と2人で緊張しながらお札の束をおろしてきたことをよく覚...

 

また、旅行や帰省などの予定がある場合も貯金を切り崩すのではなく、前もって計画的に積み立てておく習慣をつけておくと、貯まる家計になると思います!

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