前回の記事で、1ヶ月の家計の予算の立て方や家計簿の考え方について書きました。
さらに家計簿を1年間継続すれば、年間でのお金の流れがつかめるようになります。
年間を通したお金の流れをつかむ
家計の支出は、毎月同じではありません。
年払いの保険料や自動車税、固定資産税などがある月は、支出がグンと増えることもあります。
また、お正月やお盆には帰省費がかかったり、家族の誕生月やイベントがある日は食費が高くなったりもします。
冬はガス代が高くなったり灯油代がかかったり、夏場はエアコン稼働で電気代が高くなったり…というように、季節によって光熱費にも増減があります。
そういった1年間のお金の流れが分かっていれば、より計画的に収入を振り分けていくことができます。
年間収支を記録する
1ヶ月間の収支は、1~12月までの家計を1つの表にまとめた年間収支表を作って記録しています。
毎月の収支結果を記録する
毎月の収支結果は、年間収支表に記録していきます。
年間収支に関しても、私はExcelを使っています。
1~12月まで毎月収支を記録していると、年間のお金の流れが分かります。
この年間収支表をもとに翌年の予算を立てることができ、より計画的に予算管理ができるようになります。
年払いの出費について
毎月定期的に出ていくものではなく、年に1度、2度あるいは数年に1度などの割合で定期的にでていく支出もあります。
年払いの保険料や自動車税、固定資産税などの税金、車検費用などがそれにあたります。
このような年払いの支出に関しては、毎月積み立ててまかなうようにしています。
例えば、
- 固定資産税積み立て 月1万円
- 自動車税・車検代積み立て 月1万円
- 保険料積立(自動車、医療、学資、火災) 月5万円
などといったものです(金額はあくまでも例で、ご家庭によって変わります)。
袋分けか、専用の口座を用意するなどして毎月積み立てておくと、高額な出費にも備えられます。
ボーナスが支給され、支給額でまかなえる場合は、ボーナス分を年単位での支出にあてるという方法もあります。
突然の出費に備える
いくら計画的に予算を立てたり積立をしておいても、やっぱり予想外の出費はつきもの。冠婚葬祭などの交際費や、家電製品の買い替えなどがそうです。
このような突然の大きな出費に備えて、わが家では「特別支出」として毎月2万円ずつ積み立て貯金しています。
給与が振り込まれる口座とは別の銀行口座に、毎月貯金しています。
自動車の買い替えにも備え、特別支出とは別に月3万円を積み立てています。
また、旅行や帰省などの予定がある場合も貯金を切り崩すのではなく、前もって計画的に積み立てておく習慣をつけておくと、貯まる家計になると思います!
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