長男の高校が夏休みに入り、数日が経ちました。
受験生にとって、夏休み中にどんな勉強をするか、そしてどのくらい勉強時間を確保できるか、ということがとても大切です。
ただやみくもに長時間勉強すればいいというものではありませんが、高校の保護者向けの進路説明会でも、
「高3の夏休みは、1日10時間以上勉強する生徒がかなりいる。勉強時間の確保は大事。」
とお話されていました。
負けず嫌いの長男は
「それなら10時間と言わず、限界にチャレンジしたい」
と1日15時間勉強の目標を立て、夏休み前の三者面談でも担任の先生の前で高らかに宣言。
「そんなに長くやれる?身体壊さない??」と先生も苦笑いしておりました。
1日15時間の勉強は可能?!
さて、そんな長男ですが、今のところ1日15時間という勉強時間をギリギリ達成できているようです。
15時間勉強しても、夜は比較的ゆったり。22時頃には勉強を終えてゆっくり休めています。
1日の勉強スケジュール(長男、高3夏休み)
5:00~7:00 勉強(2h)
7:00~7:30 朝食・身支度
7:30~10:00 勉強(2.5h)
10:00~10:15 休憩
10:15~12:30 勉強(2.25h)
12:30~13:00 昼食・休憩
13:00~14:30 勉強(2.5h)
14:30~14:45 休憩
14:45~17:15 勉強(2.5h)
17:15~17:30 休憩
17:30~19:00 勉強(1.5h)
19:00~20:00 夕食・お風呂
20:00~22:00 勉強(2h)
日によって多少の変動はありますが、だいたいこんな感じのスケジュールで1日勉強しています。
休憩をとるタイミングは、2次試験を意識
長男が志望している国公立大学の2次試験は、1科目の試験時間が100分~150分ととても長いです。
ですから普段の勉強でも、休憩なしで長時間、少なくとも2時間くらいは集中して勉強を続けられるよう意識しています。
学力はもちろんのこと、今のうちから長時間問題に取り組める集中力を養っておくことも大切だと感じています。
勉強時間を稼ぐコツ
長男が1日15時間の勉強時間を確保できているのには、2つポイントがあります。
早朝の時間を活用する
早起きが得意な長男は、朝5時から勉強をスタートしています。
日によっては4時半から勉強していることもあるそうです(汗)
目が覚めたら、とりあえず机に向かう!
※勉強を始める前に、トイレや水分補給はもちろんしています。
その後も休憩をとりながら、12時半の昼食までの間に6時間半以上の勉強時間を確保できています(目標は午前中に7時間、だそうです)。
もしこれが「ちょっとスマホチェックしてから勉強しよう」となると、ダラダラと30分、1時間をロスしてしまう可能性もあるわけです。
ましてや「夏休みくらいゆっくり寝よう」と朝9時に起床していたら、すでに4時間ものタイムロスが発生!
そうならないよう、午前中にどれだけ勉強時間を稼ぐことができるかがポイントの1つです。
自宅で勉強できる
勉強時間を稼ぐもうひとつのポイントは、自宅が勉強の場であるということです。
勉強がはかどる場所というのは人それぞれ。
学校や塾の自習室が集中できるという人もいれば、図書館、ファミレスやファーストフード店などがお気に入り、という人もいるでしょう。
ですが、自宅以外の場所で勉強するということは、そこへ行くための往復の時間が発生するということでもあります。
一方で自宅で勉強できるという人の場合、移動時間がほぼ発生しません(部屋から部屋への移動くらい??)。
その分勉強する時間を確保できる、ということになります。
長男も、家のリビングでずっと勉強しています。
先日、長男が塾生になったという記事を書きましたが、
それも基本的に通わないで自宅で受講するスタイルなので、塾までの往復時間は発生していません。
現在は家からほぼ1歩も出ない生活のため15時間の勉強時間が確保できていますが、来週から学校の夏期講習が始まるので、移動時間(往復30分弱)が発生することに。
果たして来週も15時間勉強が達成できるのかどうか、陰ながら見守っていきたいと思います。
勉強は、質も量も大事
「勉強は量より質が大事」というのも一理あります。
どれだけの時間勉強したか、だけでなく、どんな勉強をしたか(内容や効率)というのももちろん大事です。
だからといって、勉強時間が短くてもよい、というわけではないのです。
単純に、勉強時間の積み重ねは大切です。
毎日30分でも1時間でも多く勉強できれば、半年後の受験本番の頃には大きな力となっているはず。
長男は、「頑張れば届きそうな目標だと自分に甘くなってしまうから」と、あえて1日15時間という厳しい目標を立てたとのこと。
毎日達成するのは難しいかもしれませんが、目標に少しでも近づけるよう努力している長男を応援したいと思います。
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