中3生は受験生であると同時に、中学校の最高学年でもあります。
部活の引退まであと少し、全力で取り組みたい!
体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事、友達といい思い出を作りたい!
部活や学校行事に全力投球するお子さんも多いと思います。
ですが勉強以外の活動に熱中しすぎて、勉強がおろそかになってしまわないように気を付けなければなりません。
わが家ではどうやって部活や学校行事と勉強との両立をはかっていたか、紹介したいと思います。
中3生は部活や学校行事で忙しい!
部活や学校行事で忙しい中3生。
わが家でも例にもれず、受験勉強と両立できるのだろうか…と不安に思うことが多々ありました。
ピアノに夢中な長男は、中3のゴールデンウィークや夏休みにコンクールに出たり、秋の合唱コンクールに向けて朝早くから練習に出かけたりと、音楽活動に熱心に取り組んでいました。
吹奏楽部の長女はというと、夏の吹奏楽コンクールに向けて猛練習が続いていました。そして部活の引退は周囲の友人よりも遅い、10月の文化祭です。
部活や学校行事に熱心に取り組むのはもちろん素晴らしいことですし、私にできることはサポートしたい!そう思っていました。
ですが、勉強時間が削られてしまうという心配はやっぱりありました。
塾なしは、勉強がおろそかになりやすい
塾に通っている場合は、いくら部活や学校行事に夢中でも、少なくとも塾にいる間は勉強時間が確保できています。
ですが塾なしの場合(わが家の子ども達も)は、そうはいきません。
部活や学校行事に全力投球するあまり、自宅で全く勉強に手がつかない。
今日は部活を頑張って疲れたから、今日やるはずだった勉強を明日に回す。
などといったことが起こりやすいです。
燃え尽き症候群に注意!
部活を引退したり、体育祭などの大イベントが終わったりすると、燃え尽き症候群に陥ってしまうこともよくある話。
目標にしていた大会を終えて、達成感でいっぱいになってしまう。
しばらく部活の余韻にひたってしまう。
そうすると、勉強に身が入らなくなってしまいます。
勉強と部活、学校行事を両立するには?
部活や学校行事と勉強との両立をいかに上手にできるか、ということが受験成功のポイントの1つだと思います。
毎日必ず勉強する習慣をつける
中3の1学期の時点で必ずできるようになっておきたいのは、毎日必ず勉強する時間を作ることです。
疲れているでしょうし、忙しい中勉強する気が起きない日もあるかもしれませんが、ほんの数分だけでも机に向かう。
毎日勉強する習慣を身に付けることが大切です。
勉強開始時間と勉強内容を決めておく
毎日勉強する、と頭ではわかっていても、自分を律して勉強時間を確保するのはなかなか難しいことです。
そこでオススメなのが、毎日の勉強開始時間を決めておく、ということ。
具体的に言えば、「平日は毎日20時に必ず机に向かう」というように親子の間で決めてしまうと良いです。
家庭での勉強の時間が決まっていることで、「部活は部活、勉強は勉強」と気持ちの切り替えが上手になっていくように思います。
わが家の場合は、次のように勉強を始める時間を決めていました。
平日と土曜日(部活のある日)
部活後で疲れているので、基礎問題や復習を中心に取り組むようにしていました。エベレスも平日の夜に2日受講していました。
- 夕食前(18時~)は、進研ゼミに30分間に取り組む。
- 入浴後(20時~)、火曜と金曜はオンラインのエベレスを受ける。
- エベレスのない日は入浴後、市販のワーク(英、数の基礎問題中心)を解く。
土日(部活がない日)
土日は比較的時間に余裕があったので、平日にはなかなか手が回らない難しい問題を解くのに時間をあてていました。
- エベレスの予習、復習
- 最高水準問題集や、前回受けた模試の見直し
- 平日にやり残しがあった勉強
勉強時間と内容をあらかじめ決めておくことで、疲れていても勉強に取り組みやすくなります。
また、部活引退や学校行事が終わった後でも「今日1日だけは勉強を休もう」などとは考えず、とにかく毎日コツコツと机に向かうこと。
そうすることで「燃え尽き症候群」に陥ることなく、勉強への切り替えがうまくできるようになるように思います。
頑張った経験は受験でも役立つ!
中学生時代に部活や学校行事で頑張った経験は、わが家の子ども達にとって大きな自信につながっています。
そして、部活や学校行事を通して学んだことが受験勉強にも生かされたように思います。
毎日コツコツと勉強する、難問に出会っても諦めない、そして受験本番でも慌てず、自分の実力を発揮する。
部活で培った集中力や忍耐力、精神力が受験でものをいうのです。
忙しい中学生、勉強との両立は本当に大変ですが、ここが踏ん張りどころです。
以下の記事では、塾なしで難関校合格した勉強法を紹介しています。
合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
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