大手電力会社の電気料金値上げや電力ひっ迫注意報など、家庭にとって影響が大きいニュースが続いていますね。
8月の電気料金は昨年の3割増しだとか。
ただでさえ夏の電気代は高いのに、今年の電気料金の請求が恐ろしいです(涙)
そこで少しでも節電につながればと思い、すぐに実践できる節電対策をまとめています。
先日、キッチン家電の節電方法について書きましたが、
今日は、テレビや掃除機などの生活家電の節電のコツを紹介したいと思います。
※当サイト開設時(2004年)に公開していた情報を加筆、修正して公開しています。
テレビの節電対策
私たちにとってテレビは身近な家電ですが、意外にも消費電力が大きい家電製品です。
大画面・高画質のテレビでおうち時間を楽しんでいらっしゃるご家庭もあると思いますが、実は8Kの60型テレビだと、1時間で約15円の電気代がかかっています。
サイズの大きいテレビや画質の良いテレビほど消費電力が大きく、対策をすれば節電効果が高くなります!
つけっ放しはNG!(難易度★)
ついついつけっ放しにしがちなテレビは、見ない時は消しておくのが一番の節約です。また、消すときは主電源を切っておきましょう。
わが家はゲームをした後にテレビの電源を消し忘れていることが多いので、家族で気を付けています。
画面の明るさを調節する(難易度★★)
テレビの明度は、明るくするほど電気代がかかります。明度は適度な明るさにしましょう。
明るさを最大から標準にしただけで、年間1000円近く節約できるといわれています(プラズマテレビの場合はもっと節約効果が高いです)。
画面が汚れていると暗く感じるので、こまめに画面のホコリを掃除するのもオススメ!
適度な音量で楽しむ(難易度★)
テレビは音量が大きいほど電力を使います。適度な音量を心掛けましょう。
省エネモードを活用する(難易度★★★)
テレビの省エネモードには、一定時間操作がない場合に電源をOFFにしてくれる、部屋の明るさに応じて画面の明るさを調節してくれる、などの機能などがついています。
一度設定しておけばテレビの消費電力を軽減してくれる機能なので、ぜひ活用したいところです。
掃除機の節電対策
延長コードを利用する(難易度★★)
掃除機は、スイッチを入れた時に一番電力を消費します。掃除中に何度もスイッチのON/OFFを繰り返すよりも、一度にかけてしまった方が電気代の節約になります。
途中でコードを何度もコンセントに差し替えずにすむよう、あらかじめ延長コードを使うと便利です。
掃除機がけの前に部屋を片付ける(難易度★)
部屋を片付けながら掃除機をかけると時間もかかるし、スイッチのON/OFFを繰り返すことで電気代がかかってしまいます。
掃除機をかける前にまずは部屋を片付けてから一気に掃除機をかけるようにすると、電気代と時間の節約になります。
ゴミパックやフィルターはこまめに掃除(難易度★★)
掃除機の紙パックやフィルターにゴミがたまっている状態だと吸引力が落ち、余計な電力を消費してしまいます。
サイクロン式の場合、こまめに中に溜まったゴミを取り除くようにし、フィルターも定期的に掃除するようにしましょう。紙パック式の場合も、定期的に紙パックを交換しましょう。
また、回転ノズルのお手入れもお忘れなく!髪の毛や糸くずが絡まったままだと、吸引力が落ちてしまいます。
フローリングワイパーを活用する(難易度★)
電力を使わないフローリングワイパーや粘着シートなどを使えば、掃除機をかける頻度を減らすことができます。
でも、フローリングワイパー専用のシートも結構高くつきますよね(涙)
わが家では専用シート代わりに、古くなったストッキングやTシャツ、タオルなどを使っています。
待機電力の節電対策
使っていないもののプラグを抜く(難易度★)
意外とあなどれない待機電力。
使わない電化製品のコンセントのプラグは抜いておきましょう。
わが家では、たまにしか使わないホームベーカリーやDVDレコーダー、プリンター、ゲーム機などのプラグは抜いています。
節電タップで待機電力をカット(難易度★★)
待機電力のカットには「節電タップ」を使うと便利です。
スイッチをOFFするだけで待機電力がカットできるので、わざわざプラグを抜いたりするわずらわしさがありません。
特にパソコン周辺やスマホの充電コーナー、子ども達のゲーム機などは電源プラグが密集しがち。節電タップを使うと便利です。
使っていない箇所のブレーカーは下げておく(難易度★)
使っていない箇所のブレーカー(シーズンオフのエアコンや使っていない部屋など)は下げておきましょう。
画面が汚れていると暗く感じるので、こまめに画面のホコリを掃除するのもオススメです!
その他の節電
ドライヤーの節電(難易度★)
ドライヤーは1回10分で約5円の電気代がかかります。
わが家は家族5人が毎晩入浴後に使っていますし、娘たち2人は毎朝髪のスタイリングに時間をかけています。
夏はシャワーを浴びる回数も増えるので、ドライヤーの出番はかなり多いわが家。
- ドライヤー前にタオルドライをしっかりする
- ある程度乾いてきたら温風から冷風に切り替える
などして、ドライヤーの使用時間を短縮できるよう心がけています。
温水暖房便座(難易度★)
普段何気なく使っている、トイレの温水暖房便座。
実は意外と消費電力がかかっている場所のひとつです。
- 使っていない時は便座のふたを閉めて、放熱を防ぐ
- 夏場は暖房便座のスイッチを切る
などに気を付けることで、節電が可能です。
長時間外出する時はスイッチOFFにするかタイマー機能を使うと便利です。旅行など数日家を空ける時は、コンセントを抜いておきましょう。
最後に
生活家電の使い方を見直すことで、無駄に使っている電気代を節約できるかもしれません。
私自身、まだまだ実践できることがあるなぁと改めて感じています。
とはいえ、節電には家族の協力も不可欠。
まずはできることから実践してみていただけると嬉しいです!
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