節約と私⑥ひとり暮らしで節約に目覚める

ひとり暮らしで節約に目覚める節約と私

私の節約遍歴を振り返る、節約と私シリーズ。
前回からの続きです。

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就職してお金を貯めて、早く奨学金を返すぞ!と意気込んでいた社会人1年目。

ですが、なかなか思った通りにはいきませんでした。

ひとり暮らしの食費節約に試行錯誤

一人暮らしにかかるお金の中でも、当時特に気になっていたのが食費の高さ

平日自炊ができないのだから仕方がないという気持ちはあったのですが、でも、1人で食費3万円ってやっぱり高いですよね。

これまで実家暮らしで、ほとんど料理をしたことがなかった私。あれこれ試行錯誤しながら食費の削減に励みました。

作りおき作戦

食費を節約するためにはどうしたらいいか。

そこでまず、月曜日の夕食だけでも自分で作ったものを食べることを思いつきました。

仕事が休みの日曜日に多めに晩ご飯を作って、それを月曜日の夜にも食べるという作戦。

それでも思ったように食費は減りません。

食材の冷凍保存作戦

次に考えたのが、自炊するために買った食材をムダにしないこと。

土日だけ自炊していましたが、1人分のご飯に使う食材はそう多くはなく。

買った材料を使いきれずに余らせて、結局捨ててしまうことがありました。

 

そこでとった方法が冷凍保存でした。

冷凍保存の本を購入して研究し、使い切れなかった肉や野菜などを土日に冷凍しました。

冷凍したものは次の土日に使う、これで使い切れずにムダにすることが減りました。

夜ごはんの冷凍作戦

すっかり冷凍保存マニアになってしまった私は、作ったおかずも冷凍できないかと考えました。

そこで次に始めたのが、平日の晩ごはんの冷凍保存です。

土日にまとめて作り、保存しておく作戦です。

 

多少栄養は偏るかとも思いましたが、昼食はそれなりに食べていますし、毎日お惣菜やお弁当よりもマシだと思い、実行!

冷凍していたメニューは、ごはんやパン、カレー、シチュー、コンソメスープ、ひじきの煮物、ハンバーグ、コロッケ、スパゲティ、卵焼き、ミートボール、鶏そぼろなどです。

会社の先輩方とご飯を食べる日を除いては、だいたい冷凍保存のおかず+サラダなどで済ませるようになりました。

すると、食費が次第に2万前後に!

節約できていることを実感できました。

ひとり暮らしの楽しさを覚え始める

すっかり節約にハマってしまった私は、服や日用品の節約も意識するようになりました。

また、住んでいたアパートは会社の借り上げで、1人暮らしにはもったいないほどの広さだったので、ベランダでハーブを育てたり、インテリアの妄想を膨らませたり(でも節約中なので、家具を買ったりはあまりしなかった)。

だんだんひとり暮らし・節約ライフを楽しもうという気持ちになっていました。

ようやく貯金が増え始めたけれど…、田舎に帰ることに

節約を心がけるようになって以来、月3万円の貯金以外にも余ったお金は別の通帳に貯金する事ができるようになりました。

多い時は月に10万円くらい貯金していたような気がします。

奨学金返済資金は着実に貯まっていきました

 

節約生活を楽しむことはできていたのですが、仕事はつらくて仕方ありませんでした。

営業という仕事は本当にシビアで、他社との競争や得意先とのやりとり…。

あまりに神経をすり減らすことが多すぎてストレスがたまる一方でした。

平日の労働時間も長すぎて、このままでは身体を壊すのではないかと危機感を感じるようになっていました。

大学時代から付き合っている遠距離恋愛の彼氏(現在の夫)に電話口で愚痴るのと、毎週日曜日の夕方にかかってくる実家からの電話に励まされ、なんとか頑張っているという状況でした。

 

結局、2年と少し会社勤めをし、仕事を辞める決心をしました。

そして退職と同時に九州へ戻り、彼(現在の夫)との結婚を前提に一緒に暮らすことになりました。

仕事はつらかったけど、人間関係や一人暮らしをして学んだこと、節約への意識。得たものはとても大きかったです。

夫との同棲生活編に続きます。

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